お笑い西部劇「腰抜け二挺拳銃の息子 (1952)」はボブ・ホープ、ロイ・ロジャーズといった歌うカウボーイが出ている。挿入歌「バッテンボー」で日本でも有名だった。
ところで、この映画で最もびっくりしたシーンがあるあ。馬がベッドで寝ていて毛布を肩に何度もひきあげるシーンだ。
あまりに賢くて可愛い馬なので何者なのか調べてみた。
この馬トリッガーは150もの芸ができるらしく、188本(うちクレジットされているのが14本)もの映画に出演している。
この馬は
- 後ろ歩きで15m歩けた。
- お昼寝のために横たわる。
- 毛布を肩まで引っ張れる。
- 椅子に座って鉛筆でサイン「❌」がかけた。
- フラダンスも踊れた。
- ロープもほどけた。
- 拍手を聞くとすぐにお辞儀を始めた。
- 銃も撃った。
- トイレのしつけが出来ていた。
持ち主のロイ・ロジャーズと共にチャイニーズシアターに足形も残した。
そもそもロイ・ロジャースは西部劇のレンタル馬5頭の中のこの子が特に気に入ったので2500ドルで購入。ふたりは死ぬまでずっと一緒だった。
めちゃくちゃ面白かった。インデアンの描写は笑えないが。