空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

戦争と平和

トルストイ戦争と平和の映画は2つある。オードリーヘップバーンの出ている1956年のアメリカのと、それから10年くらい後に作られたソ連のとだ。今日は久しぶりにアメリカで作られた方を観る。前に観た時は子どもだったので、どのシーンも良く憶えている。中でも銃殺刑のシーン、犬を連れた親切な人が凍えて動けなくなって兵隊に殺されるシーン、アンドレーの臨終のシーンだ。この映画を作るためにおびただしい軍服と帽子と馬が用意されたようだ。お金がかかっている。でも思ったのは、風と共に去りぬを彷彿とさせるシーンが多くて、意識的に作ったんじゃないか、という事と、オードリーの演技が無声映画のようなのが気になった。彼女は気品があって最高にチャーミングだけど、本当は大根役者じゃないか、とも。後、ナポレオンのしゃべり方や動作がヒトラーそっくりなのも気になる。ソ連で作られた「戦争と平和」の方が、より芸術的で深い味わいがあった。どちらにしても、トルストイの映画はロシアの貴族の衣装や小物、調度品などが豪華絢爛で、観ていて楽しい。ストーリーはとても複雑だけど。
夕方Mミさんを教えた後、Hちゃんが来て、マクロビの夕食を作って食べる。レンコンとごぼうと人参と椎茸の煮しめ、きんぴらごぼう、切り干し大根、玄米ご飯、千葉の海苔だ。最後のははなちゃんのおじいちゃんご推薦のもの。おいしくて何度もお代わりをした。