リック・ウォレン「回復への道」

回復への道 (セレブレイト・リカバリー・シリーズ―山上の説教の8原則に基づく回復プログラム)

ベストセラーになった「５つの目的」を書いたリック・ウォレンの「回復への道」を読む。人からひどい目にあった事をいつまでも忘れずに憤ったままでいたら、心をがん細胞のように蝕み、そればかりか健康にも悪影響を及ぼすという。その通りだ。そして「許した」と言っておきながら、思い出すだけで心が痛むのは本当に許した事になっていないんだそうだ。
私の大叔母のひとりは一生独身であった。昔家族から傷つけられた事をずっと根に持っていて、一生許さなかった。彼女は元々は詩が好きで芸術を愛するデリケートな人だったはずだが、その心の傷のために、時には恩着せがましくシニカルな晩年だった。彼女の一生はなんだったんだろうか、と思う。私は彼女から多くを学ぶ事が出来る。一生誰か許さないのは時間の無駄だ。一瞬の内に許してしまうのがいい。
朝から腹痛。軽い胃腸風邪か。中国人のルームメートも夕べ腹痛だったとか。
今はマイナス13度。体感気温がマイナス26度。ガソリンスタンドで給油している時、ものすごく寒かった。５歳の子とアンパンマンを見る。よく出来た番組だ。
ジョンはひどい副鼻腔炎でこの一週間発熱を繰り返し、ついに医者へ。