教会へ。いつもは３時間近い礼拝が、たった１時間５０分で終わったので驚く。ブラザー・ジェイ（８６）によると昨日ピアノの調律師が来て、ドとシの音の間に１セント硬貨を発見したそうだ。ドとシの鍵盤が上がって来ない理由を見つけるのに３時間かかって、やっとわかったそうで、「これからピアノにふたをするように」と言われた。私はふたをしてはいけないのか、と思っていたので、ここ４年開けっ放しだったのだ。
夜、新しいルームメートのプリシラを連れて大家さんの家へ。ジムをみて驚いた。痩せている。彼は先週までインドとネパールへ行って来たのだ。ネパールではマシンガンを持った兵士がずっと見張っているため通りを３００m以上歩けなかったそうだ。緊張とストレスのためにすっかりやつれたと見える。来週子どもたちが会いに来てくれるそうで、うれしそうだった。ご近所のうわさ話に花が咲く。
うちの並びの向かいにケネディ家が住んでいた屋敷があるのだが、今の持ち主は作家のアーサー・ゴールデンだそうだ。びっくりだ。彼は「SAYURI」の作者でこの作品は映画化されスピルバーグが監督した。もしかしたらうちの家の前を歩いてパン屋に行ってるかもしれない。
スーザンによれば、私の生徒のペリーが行っている私立の中学は、イギリス人が６０％いて、先生もイギリスから輸入し、イギリス式で教育しているらしい。だからしゃべりかたもイギリスアクセントなんだそうだ。
大家さん夫婦は新しいルームメートが気に入ってた。専門分野が大家の長男の分野と同じなのだ。楽しい夜を過ごした。
