ニコニコしながらKちゃんが学校から帰って来た。宿題を５ページする。「ママは大事な会議があるので、ディナーには戻れませんよ」とママが言うや否や、号泣するＫちゃん。「なんてドラマチックなんでしょう。」とママ。
彼を公園に連れて行くと、クラスメートがいたので、元気に遊び始める。ニコニコして走り回っている。私も一緒に皆と走り回って遊んだ。アイリッシュのリーガン、ヒスパニックのサラと姉のグラデスだ。今日は凧揚げとシャボン玉と、子どもたちが考えついたゲームをして遊ぶ。それは誰かが置き忘れていた布人形を木の上に放り投げて引っ掛け、枯れ枝を当てて落とす、というゲームだ。最初石を放り投げ始めたので、いけません、と止める。だがその後は厭きるまでさせておいた。
家に戻ってドロドロになった服を脱いで着替えたＫちゃん、子供部屋から号泣する声。「どうしたの」と入ると「ママがいないから寂しいよ。」と言う。ママの携帯に電話をかけ、号泣しながら「ママがいなくて寂しい。」と訴えている。その後ベッドの下にもぐり込んだので、私も床に寝転んで絵本を読み始めた。するとのそのそ這い出して絵本にじ一っと見入っている。読み終わると「かくれんぼしよう」と言うので、一緒にする。その時はニコニコして笑っていたが、パパが仕事から戻って来て、Ｋちゃんが泣いた、という話をしたら、「そうなの？」とパパに聞かれた途端、「思い出した〜」と号泣。
