いつ、女はコルセットを外したのか?
1900年〜1910年のエドワード朝時代 (Edwardian)はまだヴィクトリア朝時代ほどではないが、していたようだ。ギブソンというイラストレーターが描いたスタイルが流行。コルセットもスワンビルというS地形に見えるもの、優美なファッションで髪型もポンパドールなど膨らんだものだった。
1900年からのファッションの移り変わり。
1900バッスルは外し、すっきりしたスカート。
1901細い袖
1902袖口が急に膨らむ。
1903平たい帽子が流行る。
1904またパフスリーブが流行る。ジゴ袖という型だそうだ。
1905スワンビルコルセットは「白鳥のくちばし」という型
意味だそうだ。
1906ケープも流行ったようだ。
1907この年帽子が大きくなる。
1908街を闊歩するギブソンガール。まだコルセットはしている。裾も長い。
1909スカートの裾に模様を入れるのが流行っている。
1910コルセットしてるがあまり目立たなくなって来た。
1911ハイウエストだ。これだけ帽子が大きければ、日傘は不要だ。
1912旅行着。1912年ついにコルセットは完全に取れた。
日本でいうと大正時代になった頃。突然コルセットから女は解放された。
この年のニューヨーク婦人参政権運動が活発になったからだ。誰もコルセットしていない。