大農園と黒人奴隷の歴史を持つ、アメリカ南部ミシシッピ州デルタ地帯のとある小さな町。
ルームメイトだったアンジェラ夫妻がこの町に越して来た。クリスマスカードを貰うのが好きな彼女は、新住所をさっきメールして来た。
どんな町なのか、調べた。
人口12000人。白人黒人ほぼ半々。
地図で見ると、町の左半分は白人、右半分(赤い部分)は黒人だけが住んでいる。
この町の平均収入は、白人の年収5.7万ドルに対して、黒人は2.4万ドル。
フード・スタンプ(日本で言う生活保護)世帯の分布地図はこちら。
犯罪発生率は全米平均より2倍高い。2013年など6件も殺人事件があった。人口12000人で一年で6件は多いと思う。地図の白い地域は特に危険な箇所。フードスタンプ、犯罪危険度の高いエリアが、黒人地域と重なっている。
白人の居住エリアは犯罪が少ないのがはっきりしている。
教会があるか、調べて見た。白人地域の教会のホームページのトップに映っているのは、白人の牧師夫妻。信徒も白人ばかり。
黒人地域の教会のホームページのトップには、黒人の牧師夫妻がた。礼拝の動画では正装したブラザー達がタンブリン持って伝統的なゴスペルを歌っていた。
アンジェラ夫妻は左の地域に住んでいる。白人サザンベルのママ友がいっぱい出来るんだろうな。