早朝からラジオ局でミーティングがあった。通された部屋はスタジオにも使われているマイクのたくさんある部屋だ。ミーティングの相手はボブといって、サンタクロースのような白い長いひげの６１歳のクレージーな男（２月17日の写真参照）。なんでも彼は若い頃ベトナム戦争に行ってヘリに乗ってベトナム人を殺すように命令を受けたが「Ｎｏ」と言ったんだそうだ。立派な事をしたね、とほめてあげた。
彼は作って持って行ったデモが気に入らず、作り直すように命じた。彼のクライアントの中には２０年以上の付き合いのある人もいて、皆彼の勧めに従うから、彼が気に入ったのを作ってくれたら彼らはきっと買うと言う。そしてまた新しいお客を私たちに紹介するよと言う。ほんまやろか.......？
ミーティング後急いで帰宅。マックスと言うミュージックビジネス専攻のアメリカ人が来る。彼は何と５つも国籍を持っているという。なんでこういう事になったのか又ゆっくり聞く事にして、彼はどもる事がわかった。私の祖父はどもる人をあえて採用し、自分の運転手にしたのだが、この人もなんとなく信用出来そうな気がする。彼は小柄でMr.ビーンとすごく似ている。彼は自分がプロヂュースしたレーベルのCDを２枚用意した。なかなかのやり手のようだ。
