空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ポートフォリオの写真を撮る

帰国中のSちゃんの魚にえさをやる。2ドル90セントで売られているこの魚は、「おなかがすいたよ、えさ頂戴」と催促する。かわいいもんである。歯があるらしく、えさをかむ時「こりこり」おいしそうに音を立てて食べる。
お昼頃電車でバークリーへ。実に多くの知り合いにあった。昨日うちに来たミスタービーンにも会ったし、ディミトリスにも会った。彼はアメリカ人と結婚、グリーンカードが取れた事が自慢だ。
S哉君とニューヨークに持って行くためのポートフォーリオの写真を撮りに行く。ヒルトンホテル、マリオットホテル、トップオブザハブだ。おしゃれでかっこいい場所で人目につかないようさっさとポーズを決めて撮る。プルデンシャルタワーの52階から眺めたチャールズ川は凍っていた。
マリオットのスタバでお茶をして、再び学校へ。ドーンと会って彼女と学校の前のスタバへ。ラジオ局のおじさんの話をすると、彼女の事を彼に紹介して欲しいと言う。良いアイディアだと思う。でもよいい歌を一つ録音してCD持って行った方がいいと思う。
帰宅して黒人教会へ。珍しい事に今日は楽譜通りの歌ばかりであった。2月は黒人歴史月間なので今度の日曜礼拝では黒人霊歌ばかり歌うのだ。「ウイ・シャル・オーバーカム」や「スィート・ロー」などだ。あとニグロ・ナショナル・ソング(黒人国歌)というのがあって、それも歌う。ややこしそうだ。いずれも賛美歌の本に載っているのだが、驚いた事に日本の賛美歌に作詞作曲が「黒人霊歌」と書かれている曲は、黒人の賛美歌では「働くブラザー」と書かれている。それぞれの楽譜は歌詞が英語である以外日本と全く同じ。歌い方やテンポは少し彼らの独特の節回しになる。皆が知らない曲もあり、私が弾いて教える。それって日本人が黒人霊歌を黒人に教えてることになるではないか。
皆「牧師さんは、説教が長いよね。」とか「急にプログラムの順番変えるんだもん」とかぶつぶつ言ってた。手をつないで祈る時「あなたの手、冷たいのね」とパール。「雪なんだから気をつけて帰るんだよ」とブラザーホワイトは何度も言ってくれる。皆やさしい。