昨日ニューヨークで買って来た本の中にクララシューマンが孫娘に当てた手紙がある。
「おばあちゃんからの手紙 クラーラ・シューマンから孫娘ユーリエへ」という本だ。19世紀の家族の書簡として読んでも、偉大なピアニストが後世に伝えたいメッセージとしてもすごく面白い。
名声は今なお消えてないのに以外とお金で苦労していた事も伺える。また偉大なピアニストだけに細かい事にとても辛辣だ。でも非常に愛情深い。孫娘にはかなり厳しい祖母かもしれないけどドイツ人だしそういうものかも。
おばあちゃんからの手紙 ― クラーラ・シューマンから孫娘ユーリエへ
- 作者: ディーツ‐リューディガーモーザー,伊藤はに子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 単行本
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