空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ニューヨーク・ニューヨーク

L君についてきてもらって南駅へ。チャイナバス乗り場ででS哉君と合流してニューヨークへ。屋台で飲茶をし、弁護士事務所へ。O-1(アーチスト)ビザ専門の弁護士キャシーに会う。
ニューヨークは5回目だが弁護士事務所になど行ったの初めてなので色々驚く。まず病院そっくりだ。
インターンで名前が呼ばれたり待合室があったりする。あとカルテならぬクライアントの書類がいっぱい棚に並べられてあり、いたるところにコンピューターがある。それと、この事務所はほとんど女性だ。元気でがんばってる白人や黒人のおばちゃんたちがいっぱいいた。
キャシーは私の持って行ったファイルに目を通し、気に入らないところを次々述べて行く。
「勝算は?」と聞くと「うーんちょっと難しいわねえ」とのこと。まあその時はその時でいい。私はひろみさんやみどりさんとは違うんだから。
それにしても豪華な絵や調度品が飾られたキャシーの部屋には他のクライアントのポートフォリオやファイルが無造作にいっぱい置かれている。重要な書類なのに、放って置かれている。彼女はプリンターが壊れたと言って行ってしまってなかなか帰って来ない。どうも秘書の人々と雑談している。バークリーの留学生でアメリカに残りたい人はほとんど彼女に頼むと言う。でも一体彼女で大丈夫なのだろうか。友達に聞いただけで4人落ちたという。
41丁目でおにぎりを食べて古本屋へ行き、クイーンズのアストリアへ。ギリシャ人のいっぱい住む面白い街を歩き、マンハッタンへ戻る。タイムズスクエアをうろついてグレイハンドバスで帰宅。バスの中では礼儀正しいユダヤ系の学生が後ろの黒人の兄ちゃんに「いすを少し倒してもいいですか?」と聞くと「やだね」と黒人。ユダヤ人は何度も振り返って彼をにらんでいた。「やっぱりバスに乗るときは黒人白人分けた方がトラブルが少ないのでは、キング先生?」と思ってしまった。電車がなかったのでタクシーで帰宅。
合計3ドルの飲茶。意外とおいしい。屋台のおばちゃんは英語が通じないけど、愛想がいい。色んな香辛料やソースをかけるさまは手際良く、見るだけでも3ドル払う値打ちがある。

おなじみのホットドックスタンド。飲み物やテレカまで売っている。