ロッタちゃんを観る。

イギリスを代表する作家カズオ・イシグロの「日の名残り」を読み始めている。ものすごく面白い。最近図書館で借りたイギリスの家政婦が書いたエッセーを読んだところだったからだ。これはイギリスの貴族の執事の物語だ。
午前中、階下に降りていくとルームメートが人の悪口を言って泣き出した。その人は彼女の友達のだんなさんの悪口を言ったとか。何で彼女が泣くのかさっぱりわからない。その上、その人がいつも彼氏が出来てもすぐ別れるのはその人のせいだ、と言っている。私は「本当の愛情で結ばれてなかったのよ」と真っ向から否定してやる。相手にしたくない、人の悪口。狭い日本人社会で悪口の渦に巻き込まれたくない。
夜、ジョンが迎えに来て晩ご飯を食べにクーリッジコーナーのアメリカ人の行くレストランへ。私はチキンスープを食べる。ベスト・オブ・ボストンに選ばれただけあってすごくおいしい。
その後うちで「ロッタちゃんと赤い自転車」のビデオを観る。スェーデン語の映画なので日本語字幕を英訳する。同時通訳は難しい。ジョンはロッタは私と性格が同じだと言う。私も同感だ。

日の名残り [ カズオ・イシグロ ]