空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

シスター・ローランドのお葬式へ行く。

車が使えないので地下鉄を乗り継いでモルデンへ。シスター・グリーンが待っていてくれて、私を乗せて黒人教会へ。きれいなピカピカのお棺に横たわるシスターローランドに会う。彼女はいつも私の隣に座っていた女性だ。教会の礼拝の光景の中に必ずいた。天国に行ってしまってもう教会では会えないと思うと悲しい。なんとまだ62歳だったのだ。天国に行くには若すぎる。故人とシスターグリーンとは37年前お産の時同じ病院に入院していて知り合い、仲良くなったので連絡を取り合いましょうと言って電話番号を交換したのが友情の始まりだったそうだ。
遺族は息子、娘がひとりずつと、10代の双子の孫(一卵性だと思う。式の間ずっと泣いていた)大勢の兄弟、母親、叔父達、叔母達が来ていた。彼女はジョージアのオーガスタの出身、病魔と戦い手術を繰り返し、辛いことが重なり礼拝中に感極まってヒステリー状態になって神に向かって叫んだことが一度あった。彼女はその病気とは別の発作を起し10日間意識が戻らず延命処置をはずしたとのことだ。
お棺を閉める時アメージンググレースを小さく弾き始めると、娘さんが叫んで泣き始めた。
パールが「一羽の雀」、ブラザーホワイトが「慕いまつる主なるイエスよ」(聖歌557)を独唱した。すごく良かった。式の後グエンがソウル・フードを取って来てくれ戴く、モルデンまで送ってもらう。彼女は「あなたは兄弟も子どももいないの?アメリカに親戚もいないの?だったらMr.Rightをさがして家庭を作ってファミリー・ツリーを増やさなきゃ」と助言してくれる。「子どもを産むのはちょっと無理」というと「だったら養子をもらったらいいのよ」とグエン。黒人女性は結婚して子どもがいて、始めて確固たる地位を築けるのだ。
帰宅後5歳の生徒にピアノを教え、ローストビーフを作る。ドーリーがメールで送ってくれたレシピだ。
ジョンが来たので一緒に食べる。彼はおいしいを連発して行儀よくきれいに食べた。ルームメートと笑いながらおしゃべりをする。ジョンも楽しそうだったので良かった。
母から映画のDVDを送ってもらう。500円均一で売ってたそうだ。何とアメリカのリージョンでも見ることが出来た。