空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ボストン美術館へ行く。

夕べのお客は、Rさんが病気であるのを知っているのに深夜に帰って来た。「翌日はあなたのために開けてあるから、あなたの好きな事をしましょう」とRさんに言っていたのにも関わらず、ドタキャンして自分たちだけでハーバード大学を見学しに行くという。従ってレストランの予約もキャンセルした。なんでも彼女の連れて来た美人の娘はハーバードに入るかオックスフォードに入るか迷っているらしい。勝手にして欲しい。その娘は一日2回シャワーを浴びていた。お客は非常に地位の高い人であるが、ものすごく口先がやわらかであるが、コロコロ予定が変わり、まわりを振り回す人である。
ジャマイカプレインの高級中国系アジア料理店でうな重をテイクアウトして車の中で食べ、ハーバードへ行ってお客を降ろし、ボストン美術館へ。Rさんのガン患者仲間がサウスキャロライナからダナ・ファーバー癌研究所へ治療と検査のために月一度来ていて、一緒に美術鑑賞をする。彼女は非常におしゃれで、南部訛で、フレンドリーだ。息子の嫁も旅のお供に連れて来た。14のときから息子のガールフレンドだったので、ほとんど娘みたいなものなんだとか。3人の孫を息子に預けてボストンに連れて来るなんていいお姑さんだ。
今日は19世紀のパリに住んでいたアメリカ人の特集をやっていた。見た事ない絵ばかりで面白かった。印象派の影響をすごく受けているように思った。この女性はとてもきれいだったが、コルセットをかなりきつく締めているから、さぞかし苦しかっただろう。
ところで、ボストン美術館は私を無料にしてくれた。車いすを押しているからなんだそうだ。本当は12ドル払う事になっているのだ。びっくりすると同時に、素晴らしいと思った。
聖歌隊のリハーサルへ。「疲れてるの?」と聞かれる。よほどくたびれた顔をしていたのだろう。
帰宅するとL君が、力仕事を手伝いに来てくれていた。私の部屋に机を運んでくれた。これで、机で仕事ができるようになった。ありがたい。