空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

我が家に戻る

からっとした清々しい一日。荷造り、洗濯して、戸締まりをする。アメリカン・イーグルのTシャツとジーンズで地下鉄のTで家へ向かう。
コープリーの駅で一人の黒人が私に「日本から来たんじゃない?」と尋ねて来た。彼が言うには私は中国人でもタイ人でもなく日本人に見えるんだそうだ。彼は自分の名を名乗り、ケニアから来てボストンマラソンに2回出たと言う。電車に乗って来てから、ひとつしか空いてない席に座ったが、次の駅で隣の人が降りたので、ケニア人が座って来て電話番号を教えてと熱心に尋ねてくれた。まわりの乗客が固唾をのんでいるのが感じられる。「I can't tell you」とハッキリ言う。「あ、そう」とすんなり言うてくれてほっとする。すると今度はその人は向かいのアジア系の女性を指差し、「あの子は絶対日本人じゃないよ。ぼくにはわかる。ベトナムカンボジア人だ。」と言う。すると次の駅で、その向かいの女の子の友達が乗って来て、ふたりで中国語を話し始めた。すると彼は「間違えた、あの子は中国人だ」という。彼は知ってる日本語すべて連発して私にボストン大学の学生証を見せて降りて行った。まわりの乗客はさぞかしおかしかっただろう。
家に戻り、車に乗る。私の部屋を2ヶ月半サブレットしていたT子ちゃんをバークリーで拾って、レキシントンのO家へ。
彼女は今晩ここで泊まる。この家にはジェイクという猫がいて、一年程前、飼い主の留守中に世話をしたことがある。ジェイクは私を憶えていたようだ。大歓迎してくれる。かわいい子だ。プリンスエドワード島の話で盛り上がる。
帰りにデイビススクエアの教会へ。Aさんの結婚式のリハーサルである、1時間半程する。明日の花嫁は43歳。素晴らしい。
3ヶ月ぶりに我が家に戻る。ルームメート達の野菜カレーをご馳走になる。