朝から郵便局やスーパーへ。今日はハロウィーンなのでレジで働いている人々は変装している。(写真)右の柔道着を着ている人も従業員のおばちゃんだ。まったく能天気な人々が集まった国だ。
有馬稲子の自伝を読む。彼女は大阪の出身で、うちの両親ぐらいの世代だ。映画の撮影で殴られるシーンで、本当に殴られた、とか、2度の離婚や夫の借金返済のため、住んでいた家を手放した、など苦労の多い人生だったよう。彼女の自伝のいいと思ったところは、結構正直に醜い面やドロドロした面や自慢したい事、両方正直に書いているところだ。
紫綬褒章をもらったとしても、決してうらやむような人生ではない。だからファンの人々に愛されるんだろう。
夜、ルームメートがお菓子を用意、玄関にカボチャを置いて電気をつけておいたところ、近所の子どもがうじゃうじゃ集まって来て呼び鈴を押した。皆奇人変人になっている。お姫様やエンジェルの女の子もいた。誰も「トリック・オア.トリート」と言わない。「いくつ取っていいの?」「ハッピーハロィーン」と言って笑顔でおやつを取って行った。
- 作者: 有馬稲子
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/03
- メディア: 文庫
- クリック: 25回
- この商品を含むブログ (6件) を見る