空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

マイナス9度

この冬一番の寒さ。外に出たら鼻の中がすぐに凍った。ブレイクとベースを載せてウォルサムにあるボストン大学の建物へ。「いやまったくもう、ハラが泊まるのはいいんだけど、明け方までゲームをして遊んでなかなか寝ないんだ」とブレイク。昨日ハラは「ブレイク達は明け方までゲームして寝ないから、僕は寝不足でしんどい」と言っていたではないか。お互い同じ事を言っているからおかしかった。
ハラは今朝になってもまだ昨日私をかついだ事を思い出して笑っているという。腹の立つやつだ。
抜けるような青空で雲一つない晴天。なのに気温は日中ぐんぐん下がり、居間の気温はマイナス9度だ。2人の女の子にピアノを教え、ルームメートと食事を分け合う。
「アメリカに生きる日本女性たち」という本を読んだ。津田塾大学を卒業してアメリカに長年住んでいる人々の手記だ。皆賢い女性ばかり。文章もとても上手。キャリアや子どもの自慢ばかりの手記には少々うんざりしながら読んだが、シングルマザーで苦労された人の話や、夫婦でアイスクリームやと苦労して経営した方の話、アメリカインデアン(ネイティブアメリカン)と結婚した女性の話は感動した。
ハープの先生の電話番号を調べて、ある先生の経歴を見て感動し、メールをする。すぐ返事下さり、住所を見たら、なんとマリリンと同じ通りだ。(数件先)そう言えばハープの先生がいると彼女が言っていた。無料お試しレッスンをするから、いらっしゃい、との事。ボストン交響楽団と共演したハープで博士号を持っている方なのに、謙遜だ。
夜、ノースウエストのマイレージ係に電話。私はマイレージのカードをもっていて、過去5回の日米間の往復はいつもノースウエストのマイレージに加算していた。「今、何マイルたまっていますか?」と聞いたら、私のマイレージカードは存在しないと言われた。信じられない。名前も、住所も、生年月日も確かめてくれたが存在しないのだ。最初の手続きの時に全部すんでいなかったらしい。ひどすぎる。でももうすんだ事は仕方がないし、30分かけて私の名前を探し、ひたすら謝ってくれた女性社員に免じて、またこれからもボストンー関空はノースウエストを利用するだろうと思う。