村上春樹訳の「グレートギャツビー」を読む。私は別の人の訳したのも読んだ事があるが、全然違った。村上訳は、とても村上春樹だ。文体も表現の仕方も。
それとあとがきの面白かった事。彼はこの本が大好きなんである。私がブルースブラザーズが一番好き、というのと似ている。他人がなんといってもグレートギャツビーに対するクレージーなほどの思い入れがあるようだ。
この物語はクリスチャン的でもあるような気がする。ギャツビーは最終的に愛する女性の身代わりになって死ぬ。「身代わりの愛」こそキリスト教でいう、愛の究極である。
著作権の期限が切れているので、英語でも読める。
- 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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午後より3人の子供にピアノを教える。皆習った曲を口ずさんで帰って行った。