午前中は図書館へ。5冊本を借りる。
そのうちの一冊「菊次郎とさき」を読む。ビートたけしが両親について書いた本だ。
面白くて何度も笑った。彼の家は酒飲みの父による家庭内暴力がひどかったが、教育ママであるお母さんが厳しく子供たちに勉強を教えたので子供たちは皆大学に入って、それなりに成功している。両親とも亡くなったが、彼はよくあんな面白おかしく両親の事を書けるな、と感心した。人情あふれる東京の下町の様子もとてもいい。中でも近所のおばちゃんが買ってもらえないたけしに同情して野球のグローブを買ってくれた話は感動した。
- 作者: ビートたけし
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/11/28
- メディア: 文庫
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