空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

マリリンのテレビを直す。

黒人教会へ。
11歳のジャマールが洗礼を受けた。彼は嬉しそうで、みんなで「アーメン」というゴスペル(映画野の百合でシドニーポアチエが歌った曲)を歌いながら握手をしたら、感激して泣いてしまった。この男の子は数ヶ月前のある日礼拝中にすっくと立ち上がって、会衆の前に出て来て「洗礼を受けたい」と言ったのだ。その時からママも教会に来るようになって、聖歌隊のメンバーになった。教会役員であるおばあちゃんは大喜びだ。
ジャマールは私のところに来て「君はカンボジア人なの?」とそっと尋ねた。「いいえ、日本人よ」と言ったら「日本人なの?ずっとカンボジア人かと思ってたよ。」誰やねん。3年も毎週ピアノを弾いているというのに、「あの人、カンボジア人やで」と子供に教えた大人は!?大きい子たちは私が日本人だと知っている。さてはおばちゃん連中やな。
シスターフィールドは交通事故にあって、車のCDが衝突の拍子に右目に当たり、医者にかかっている。背中や足にも打撲を負っている。でも日常生活は支障なし。命が助かって良かった。
マリリンに夕食に招かれる。今日の客はK吾君だけだ。サーモンのステーキをご馳走になる。ステイしている行儀の悪い学生の愚痴話をずっと聞かされる。そして、せっかく買ったDVDとビデオのプレーヤーがテレビに接続できない、と嘆いていたので見せてもらったら、接続部分に問題があることが判明。それを直してなんとか見れるようにした。彼女は大喜び。しばらく映画が見れなくて困っていたのだそうだ。私には妙な特技がある。

映画「ヘンダーソン夫人の贈り物」を借りて見る。戦争中のロンドンで、空襲のまっただ中でも閉鎖せずにショーをやり続けた劇場の話だ。ヘンダーソン夫人は金持ちの未亡人で、道楽で始めた劇場に裸の女性を出演させ、あっと世間を驚かせた。映像がとてもきれい。

「ヘンダーソン夫人の贈り物」オリジナル・サウンドトラック

「ヘンダーソン夫人の贈り物」オリジナル・サウンドトラック