空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

江戸時代にアメリカに来た日本人

先日古本市で「中浜万次郎の生涯」(中浜明著)を買った。古い本だからもう売ってないかもしれない。今読んでいるのだが、著者が孫というだけあって、すごく面白い。私はジョン万次郎のファンで、彼に関する物は何でも読みたがる。
今回は彼ではなくて、その時代に船に乗ってて台風で流されて捕鯨船に助けられてアメリカに渡った他の日本人がいたことを紹介したいと思う。
なんと女性もいる。一人は柳橋の芸者さん。彼女はお染さんといって、船で関西へお寺参りしようとして、遭難。彼女以外全員死亡したのに、たった一人助けられた。そのとき28歳。アメリカで勉強して家庭教師になった。クリスチャンになって、一生アメリカにいたそうだ。
もう一人の女性は漁師の娘。お春さんといって(伯母と同名だ)遭難して助けられてアメリカで過ごし、ミス、ハルマルと呼ばれていたが、帰国して幕府の通訳をすることになったそうだ。
他にも三浦綾子が海嶺という本で取り上げた宝順丸もある。彼らはアメリカ西海岸に漂着したから、すごい。しかもインディアンに助けられたのだ。その後彼らは聖書の日本語訳を手伝った。
以外といるものだ。

今日は3人の子どものレッスンをした。楽しい。