空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

中国人と間違えられる。

音楽学校へ。専業主夫をしているゲーブリエルのパパが、「家内が出張で中国へ10日間行ってきました。」と話してくれた。ニコニコして「先生は中国のどちらの出身ですか?」と尋ねた。おずおずと「あの、私は日本から来たのです。」と言うと、「すみません、失礼をいたしました。」とパパ。中国人と間違われるのは悪くない。中国人のピアノの先生なんて、超優秀な先生ばかりだからだ。それにしてもゲーブリエルのママ、夫に子どもを10日間預けて出張に行ける、というのは素晴らしい信頼関係である。
インド人の弟(6)はレッスン中モゴモゴし始めお尻を降り始めた。「トイレ行きたいの?」というと「はい」と言って飛んで行った。間一髪だ。
リチャード(20)はドビュッシーをアナライズしてアドバイスして欲しいそうだ。今日もまた彼のすごい作曲を聴かせてもらった。隣の部屋の先生が驚いていた。グランドピアノで鳴り響かせるのだ。こんな子をどうしろ、というのだ。平然とした顔をしてえらそうな講釈をたれていたが、内心は無学がばれないかヒヤヒヤしていた。奨学金で音大に行ける方法を考えてあげたい。