空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ドレミ宣言

新しい生徒が来る。白人の女の子で9歳。小さい妹弟のいるおねえちゃんだ。初心者。質問は?と聞いたら矢継ぎ早に聞いて来るからわからない。他の生徒は「この先生にはわかりやすい英語でゆっくり聞かないとわかってもらえない。」と知っていて、その上私のしゃべるあやしげな英語も理解しているが、新しい子はそれが出来ない。しばらくなれるまで、お互い不自由だ。
天才のリチャードがリストとラフマニロフを持って来た。学校中響き渡るフォルテッシモのサウンドで鳴らしたので、ピアノが壊れるのではないかと心配した。作曲のやりかけを持って来て、この続きにアイディアはありませんか?と聞くので、「コンセプトは何なの?」と難しい質問をして、逃げた。
ところで、今日から私は全部の英語をしゃべる弟子に「ドレミ宣言」した。今まで日本語の生徒にはドレミ、英語の生徒にはABCで譜読みをさせていたが、止める事にした。鍵盤の写真にドレミ表記してコピーし、皆に配った。理由は、アルファベットで歌うと、音楽的じゃない。教える自分がややこしい、ドレミだったら自由自在で歌えるからだ。