空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

友人が見舞ってくれる

20代の時からの友達、同業者のKちゃんが父を見舞ってくれた。
面白い事をいっぱい言う彼女につられて父は顔を歪めて笑った。わかるみたいである。それに、もうすぐ転院することも看護師さんたちに聞いて知っていた。
山口の従弟にアドバイスされたように、
「お父さん、歩けるようになりたい?」
と聞いたら、大きく頷いた。父は歩きたいのである。
「それやったらリハビリがんばらなあかんよ」と母。父は目を閉じた。
目を閉じるというのは「嫌や。しんどい。」という意味である。