父の主治医、チャールズ皇太子と話をする。チャールズ皇太子というのはあだ名で、大きい耳がそっくりなのである。
一週間ぶりに病院は普通の機能を取り戻した。なんせお正月のあいだ、父は放ったらかされていたのだ。
１０日にわたる父の便秘はドクターの指示のもと、液状の薬に変更してもらったのでやっと解消。憔悴しきった父はへとへとで、反応がなかった。でも私たちは少しほっとした。
Ｙり子さんがお見舞いに来てくれた。彼女の去年６月亡くなったお父様もこの病院に入院していた。彼女のママは看護婦だが、何度もクレームをされていた。彼女のアドバイス、として、看護師に何かしてもらいたい時、いちいちちゃんとお願いしてやってもらった方が言い、というのだ。私もそのアドバイスに従おう、と思う。
母とミスドでお茶。ここは禁煙だから好きだ。隣の本屋さんで立ち読み。母はパズルの本を買う。まだやり始める前から「現金５０００円と電子辞書とエルメスの財布とどれがいい？」と商品を選んでいたので、「とらぬ狸の皮算用とちゃう？」と尋ねたら「そうよ」と母。
