空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

分別と多感

ジェイン・オースティン「分別と多感」を読む。これは「説得」よりずっとストーリーがわかりやすい。それもそのはず、映画もBBCのドラマも何度も観たもの。これで、オースティン6作品+未完のカサンドラを読んだ事に。
同時代のイギリスの女流文学で有名なブロンテ姉妹もいるが、(偶然にもオースティンと同じ、牧師の娘)オースティンの事をぼろかす*1に言っていたらしい。彼女達の作品も日本語に訳されている分はほとんど読んだが、暗い。恋人を失って死にかけても、オースティンの場合お笑いが含まれる。オースティンは度の作品にもお笑いがあるから好きだ。

分別と多感 (ちくま文庫)

分別と多感 (ちくま文庫)

*1:ぼろくそとも言う。下品な関西弁