空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ヴェネチアを2周する。

ユーロスターのファーストクラスでヴェネチアへ。
ミラノから2時間50分かかるのに、たった45ユーロである。
2等列車とどこが違うのかというと、座席が横3列(2列と1列)でゆっくりしているということと、コンセントが各席に用意されているので、パソコンや携帯が充電出来るのである。無論テーブルもちゃんとついていて、乗客は私以外ほとんどビジネスマン/ウーマンだった。
海の中の長い線路を渡ってヴェネチアの古い街が見えて来た時は感動した。
駅前は、いきなり運河。ゴンドラもある。公共バスや船12時間乗り放題のチケットを16ユーロで買う。1番の船でサンマルコ広場へ。
かの有名なこの広場は工事中おまけに満潮で水浸し。でもミュージシャンがイタリア民謡を演奏していた。楽器編成はクラリネット、バイオリン、アコーデオン、そしてピアノだ。聞こえた曲は「フニクリ・フニクラ]「アマ・ポーラ」「オ・ソーレ・ミーヨ」。きっと毎日同じ曲ばかりやっているのだろうな。
サンマルコ寺院も鐘楼も長蛇の列。水たまりの上に儲けられた台の上に乗って世界中から集まった観光客が並んでいた。
「後にしよう」と少し街歩き。通りがかった中華レストランでランチ。驚くほどおいしかった。
また船着き場があったので、船に乗る。その船はムラーノ島へ行く船だった。ヴェネチアを残り半周してムラーノベネチアン・ガラス博物館へ。
1世紀に製造された、というガラス瓶があった。イエス様の時代である。すごい。
次に来た船で再び元いたサンマルコ広場の近くへ戻るがあまりに混んでいるので対岸へ。
そういうしている間にあっという間に帰る時間になり、駅へ向かう。
この街の人々は英語が話せる人が多く、親切。お茶を買いにCoopに入ったら、列を譲ってくれた女性。船の中で駅まであといくつ船着き場に寄るか教えてくれた女性。
時間がなかったので、行くべき観光名所をほとんど行かなかった。何か買おうと思ったが買えなかった。



ミラノに帰り着くと、構内にお寿司を売っているのを発見した。アメリカのお寿司と見た目はそっくりだったが、味は格段においしかった。たこのにぎりがあったのに驚いた。