２年前に亡くなった父のファミリーについて、考えている。
曾祖母には弟がいて、1906年から4年間アメリカに住んでいた。
彼はあいにく若くして死んだが、彼がアメリカから曾祖父に送った絵はがきがある。（こちら参照）
曾祖母には６人の子供がいた。最初の結婚はあいにく失敗したのだが、その弟の死によって実家を継ぐ人が居なくなったので、生まれた子どもを離婚した家から呼び寄せて養子にした。２度目の結婚で最初に生まれたのが祖父である。
祖父には妹が３人弟がひとりいた。みんな音楽が大好きで、家に古いレコードがいっぱいあった。兄弟で座敷に集まってアンサンブルをしたそうである。とても仲良しだったようで、一緒に写っているたくさん写真が残っているが、後年相続問題で決裂。さらに次の代も同じ問題が起こった。
兄弟や子どものない私から見たら、本当に残念だ。ファミリーこそ大切なのに。
子どもが複数いる親は、いつ死んでも争わないように遺言をちゃんと書いておかないといけないと思う。
