湧別町のお宅訪問

遊びにいらっしゃいと言われて、湧別町のお宅の訪問。
朝から車の鍵が見つからなかったので、立木牧師がわざわざ山越えしてクルマに載せて行って下さった。
S藤さん（８４）は居心地のいい家にご主人と二人で暮らしておられる。

この家には猫や狐やカラスがやってくる。彼女が魚を干すのを楽しみにしているという。

昔話に花が咲く。男鹿地震の時、一週間家の外で寝た、という話。秋田から昭和23年に出てこられた時、駅まで５里歩いて三日かけて汽車と連絡船を乗り継いでオホーツク海沿いのここまで来られ、最初に泊まった家の中は寒くて、麻布団の襟が霜で真っ白になったという話。

ご主人は漁に出ておられたが今は引退し、足が不自由だが、編み物を趣味にしていて、退屈しないそうだ。
一本釣りのチカをお土産に下さった。
近所の食堂「りぼん」に招待してくださる。

サロマ湖の帆立の定食をご馳走になる。

漁港へ立ち寄り、サロマ湖へ。

YouTube動画はこちら。
牧師が家まで送って「鍵が見つかるように祈っています。」と言って帰ってて行かれた。家に入ったら、鍵はすぐ見つかった。何と普段使ってないコートのポケットに入っていたのだ。
このまま見つからなかったら永住するしかないと思ったところだった。