空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

モミの木刈りとジャズコンサート

ニューシーズンというオーガニックの店へ行って食材を仕入れる。クリスマスのド派手な飾りの帽子をかぶった従業員に「胃が気持ち悪い時はパパイヤ(という商品名)がいいよ。バッグに入れとき。良くなったらいいね。」と勧められる。アメリカ滞在中は動けないほどの満腹か飢餓かのどちらかであるため、胃はいつもおかしい。

高校生の長女がダンスパーティに、男の子と正式にデートするため、相手のスーツの胸につけるブートニアを注文していた花屋に取りに行く。高校のダンスシーズンで、花屋は買いに来る親で混んでいた。

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デート相手の男の子からはコサージュを貰うのだそうだ。彼女は朝からドレスの支度で大騒ぎだった。女友達(いずれも白人)2人がやって来て、ロックを大音量でかけながら、バスルームを占領して足と手の爪にネイル。夕方ピカピカに正装して出て行った。

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相手の親がカトリックなので親同士の付き合いがない。「ま、ダンスだけやったらええで」とお母さん。

行き交う車の5台に一台はクリスマスツリーを屋根に乗せているこの週末。ホスト夫妻と山へモミの木を刈りに行く。子供たちは誰も来なかった。長男はバイト、長女はダンスパーティ、次男は家にいたいと言った。「大きくなり過ぎたんや」というお父さんは寂しそう。


固定資産税を払うために、山の地主はモミの木を植えてこの時期売っているらしい。どのファームも混んでいた。途中ホストファーザーの職場に寄ったり、

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日系人の人が建てた手作りのお茶室に寄ったりf:id:dollyosaka:20151206175214j:image

しながら、山の中のあるファームに着く。ボストンでは雪道を歩いたが、オレゴンでは雨の中、長靴でぬかるんだ泥の中をを木を選びながら歩く。

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木を狩るのはお父さん。刈ったモミの木と一緒にトラクターに乗せてもらって駐車場まで帰り、機械にかけてゴミを振り払って縛ってもらった。

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お昼は待っていたら飢えそうなので買って来ていた水餃子とラビオリを勝手に作って食べる。ホストファミリーはチリの残りやポテチを食べていたのだが、勧めたラビオリは皆好きなようだった。

夜、ワシントン州の教会で行われたジャズコンサートへ招待されてホスト夫妻と行く。

10人掛けテーブルが16台。それぞれに担当者が違った飾りつかされていて、美味しいアップルサイダーやお茶や紅茶、チーズとクラッカー、キャロットケーキが出た。

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ジャズはサックスの若い子覗いてプロ並みだった。音響のバランスに問題があったので聞かれたから答えたら良くなった。

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大学入学の時に推薦状を書いてくれたプライス博士夫妻と会う。20年ぶりか。知り合いのディレクターと12年ぶりに会った。みんな変わってない。初対面の印象や雰囲気は一緒だ。少し歩き方や髪の毛や皮膚が年老いただけだ。プライス夫人は、私と博士の22年前の写真を取っておいてくれて持ってきてくれた。ヘアスタイルは一緒だが、めちゃ若い。

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帰り、ホストファーザーの兄ジョエル宅へ。彼の奥さんと12年ぶりに会う。きゃんきゃん吠えまくる犬がいた。大学生の息子がせっかく独立したのに家にもうすぐ帰ってくる、という。奥さんは元の子供部屋を空けないといけないし、プライバシーもなくなると嘆いていた。アメリカ人やな。

 盛りだくさんで、クタクタだ。風呂も遅くなったから明日にする。でもアメリカ人はみんな朝浴びるのでタンクのお湯の残量が心配だ。