イヌの脱走騒動

Mrs.マリアさまからLINE。
「昨晩から、ハク(イヌの名前)がいなくなりました。
主人が10:00過ぎにつれてでて、首輪がぬけて走っていってしまいました。交番に届けました。鑑札は首輪についていて、本人は何も身につけていないので心配です。交通量も多く、道も狭いです。よかったら、お祈りに覚えてください。」
彼女は自分の町のみならず隣の市まで行って警察保健所に届けを出し、チラシ十数枚をカラーコピーして、スーパーとコンビニに貼った。
逃げたあたりのコンビニへ行って、チラシをコピーした時、私がその話を店長にすると、
「猫の迷子やったら保護したとお客さんが今日言っていましたけど。」
と言う。
「猫と違います。イヌです。」
と言って笑ったが、飼い主である友人の方を見るともちろん笑っていなかった。
午後、彼女の長女は体調を崩して学校を早退してきた。心配でストレスが溜まったのではないかと思う。