空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

千露呂橋の崩落

今年は北海道に次々台風が上陸する異例の年となった。

でも昨日東北に初めて上陸した今回の台風10号は上陸こそしなかったが今までの大水の被害に加え、甚大な洪水の被害をもたらせた。

中でも先週訪れた旧日高町の、千栄(ちさか)に行く千露呂橋の崩落はショックだった。集落は孤立していないだろうか。日勝峠に繋がる国道274号線は通行止め、襟裳岬に近い様似町から広尾町に抜ける天馬街道も、南富良野を通る狩勝峠国道38号線も、旭川から層雲峡と三国峠を抜ける国道39号線も、通行止め。

樹海ロードから帯広までは、いつもなら1時間半ちょっとで行けるが、北海道開発局から来たメールに従うと、迂回路:237号~38号~237号~39号~273号~333号~242号~241号~274号で、8時間20分かかるのだ。

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 鉄道も運休が続いている。

※ いただいた情報によると、日高町日高支所から千栄へは林道を整備して午後から行けるようにしたが、8kmの距離に小一時間かかるそうだ。

千栄の人々は避難所3カ所(こもれび、町民センター、Hoa)に避難し、 炊き出しも行われた。不明者はいない。

※※道東道は9月1日より開通した。当面占冠と芽室の間は無料で通行できる。

 

「洪水前の日々は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。」(マタイ24:38-39より)

洪水はたった10分で2階まで冠水する。それまでの日常は、非日常になる。だから備えは必要だなあ。