皆さんと一緒に歌う会を、10年前からやっているが、苦手な歌というのがある。
船頭さん
いきなり「よわい60歳のお爺さん」が歌詞に出てくるので、プチっとキレそうになった。60歳で老人扱いはひどいのではないか?
「90歳以上にしてほしい。」と母。
この曲が作られた時代は、60歳と言うと平均寿命をはるかに超えていたのに違いない。
長崎の鐘
今は天国に召されたY崎さんがいつもリクエストしていた曲。名曲でみんな好きだが、とにかくしつこい曲で頭の中でぐるぐる回る。さすがサトウハチロー作詞、古関裕而作曲。
困ったことに、みんな大好き。
よくリクエストがかかる。
四季の唄
どないせっちゅうねん、という曲。作詞した人があんまり深く考えずに適当に作ったような気がして仕方がない。
ところで、今日の教会の歌の会は、たった4人の参加だったが、私がうっかり「ふるさと」を歌った後「皆様の故郷はどこですか」と尋ねたものだから、子供の頃の疎開先、遠くで見た空襲、食料を買い出しに行って列車の屋根まで登ったお母さんの話、など語りだしたら止まらなくなり、大変盛り上がった。
「話してすっきりした」と言って、帰って行った人も。
小学生に聞かせてあげたいな。