コロナ禍のバンクーバーで乳がんを宣告され、8ヶ月にわたる壮絶な治療をした作家西加奈子さんの体験記。。
両乳房の全摘とリンパ腺3本切除を日帰りでするなんて、恐ろしい扱いだ。しかも手術が12時退院が15:15分と、たった3時間ちょっと。
コロナで病院が忙しい時によく無事に治療が最後までできたなと感心する。
会話文が全部関西弁だし、発想もどこか関西なので非常に共感できた。
当事者ならではの、同じがん患者さんへの励ましになる言葉が詰まっていて、素晴らしい本だと思った。
日本で暮らせてよかった!