空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

あれから29年、あの日の記憶

阪神淡路の地震が発生した日の様子を鮮明に覚えている。その日、私は富田林の実家に滞在していた。地震が起きた後、新金岡のマンションに戻った時、私は阪神地区までの距離がそんなに遠くないため、家の中が散乱している光景を予想していた。しかし、マンションに入ると食器棚は開いたままでしたが、一枚の皿も落ちていなかった。

私はその日、通常は自宅でピアノを教える日だったが、余震のために休講にした。しかし、保護者からは地震がそれほどでもなかったので、休む必要はなかったのではないかと言われた。堺新金岡では大した揺れではなかったのかもしれない。

当時私が住んでいたマンションは10階建てで、同じ形状のマンションが4つ並んで建っていた。そのうちの1つは地震の被害により取り壊され、新しく建て直された。私のピアノの生徒の1人がその取り壊されたマンションに住んでいましたが、彼女の本棚の本はすべて床に落ちてしまったそうだ。

同じ町内でありながら、地盤の状態によって建物の被害が異なることに驚く。

阪神地区の未曾有の大震災の被害は局所的だったと言える。さらにこの地区は滅多に地震が発生しない地域だった。住民にとっては青天の霹靂だった。

日本全国で地震に安全な場所は存在しない。これからも私たちは忘れてはならないのだ。地震への覚悟と準備が必要なのだ。