空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

村上春樹に会いそびれる。

朝から書類の整理。会計の整理をし、ルームメートとおしゃべりをする。彼女は少し早い誕生祝いをくれた。
赤いバックと黒のビーズ付きのショールだ。大変うれしい。
午後からピアノの生徒Mキちゃんが来る。玄関で「先生、何か来てますよ」と彼女。見ると母からの荷物で、聴音の本が入っていた。彼女に教える時に使おうと思っていたのでものすごいグットタイミングだった。
ところで、今日はMITで村上春樹の講演会のある日だ。
コワイヤのリハーサルがキャンセルになる事を願っていたが、ブラザーホワイトに電話すると、
「練習あるよ、ハニー」と言ったので、泣く泣くリハへ行くことに。村上春樹に会いそびれた。
練習中彼はCDを裏返してプレーヤーにかけ「音が鳴らない」といったので、私がふたを開けて元に戻す。聖歌隊の女性達は笑い転げてた。
リーダーのパールは50歳なのに34歳を頭に4人の子どもと8人の孫がいる。
末の子が10ヶ月の時に夫が死んだのだそうだ。たった一人で4人の子どもを育て、彼女は4年前に乳がんの手術をし、化学療法と放射線療法を受け、髪が全部抜けたのだそうだ。そして去年は2回膝の手術を受け、元気になってうれしそうだったのに、次の月曜に乳がんの再検査があるそうだ。ハードな人生である。でも彼女は本当に古い黒人霊歌をいっぱい暗記している。彼女のような人こそ長生きして若い人々に文化の伝承をして欲しいものだ。
帰りにニュートンへキャットシッターしに行く。病気の猫はご主人が連れて別荘に行ったので、BooBooだけ面倒見る。