国外免許証を貰いに、光明池運転免許試験場へ。その後ドラッグストアで台風に備えて食料を買う。
Netflixのドキュメンタリーを見る。
米国では人工妊娠中絶はずっと禁止されて来たが、初めて認められたのが1973年最高裁の"ロウ対ウェイド事件"判決だった。
それを覆そうとする右派の政治運動と中絶支持派との闘いを、過去数十年にわたる中絶支持派や反対派へのインタビューとともに振り返る番組。
避妊や中絶を反対する、カトリックや福音派プロテスタントの熱心すぎる過激な人たち。
中絶を行う産婦人科医が殺される事件、クリニックが爆破される事件が相次いだ。これはひどい犯罪だと思う。地下鉄サリン事件と変わらない。
私もクリスチャンだから中絶には基本100%反対だが、レイプ(家庭内も含む)や重い病気の場合は産婦人科でちゃんと中絶をやって貰えるようにすべきである。また避妊の教育も学校で重要だし、誰でもどこででも避妊薬を買えて女性自ら調節するようにしないといけない、と思う。
中絶を反対する南米では、危険な方法で堕胎をする闇クリニックが横行して命を落とす女性が後を絶たない。
ところで、少子化問題のある日本では、中絶をやめると決めた人に養子希望者が全額費用を負担して出産して貰うサービスがあれば良いのに、と思う。赤ちゃんは良い家庭で育てられ、産んだ人も罪意識で悩まなくて済む。
それと私が中学生の頃、女子生徒だけ集められて生理の話を聞かされたが、あれは男子も一緒に受けさせ、妊娠や出産はどれほど大変か、避妊の仕方や性犯罪や病気の予防を徹底して教えるべきだ。正しい教育が中絶を防げると思う。
ところで、今日本では産婦人科で「アフターピル」を実費だが処方して出して貰える。“失敗”後、72時間以内に飲めば、ほぼ妊娠しない。