空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ブラジリアンパーティ

マルセラの家でパーティがあるとマイクが留守電残してくれる。2回も残してくれたので、これは行かなきゃと思って行く。
マルセラはブラジル人ボーカリストで夫マシュ−はブラジルびいきのアメリカ人。
招待されたのは全員バークリーの学生で殆どアメリカ人。一人ケニアから来たケビンという子がいた。あ、そうそう、ペドロとマルセロがブラジル人だ。
「サンバ、聞く?」
とマルセラがCDかけてくれた。たった3人しかいないブラジル人は早速部屋に転がっているパーカッションをたたきはじめる。マイクはフルートをあらかじめ用意していて、吹きはじめ、私もこういうこともあろうかとガンザという手作り楽器を持参していたので一緒に鳴らしはじめる。この楽器はブラジリアンパーカッションという授業で作ったもの。
サンバが終わると、今度はケビンがイパネマの娘をギター弾きながら歌いはじめる。あまり上手なんでびっくりし、持っている楽器を落としそうになった。次に
「今日作った曲聞いてね」
といって新曲を披露。内容は「今日は日曜日だから、ああしたこうした」
といった他愛の無いものだけど、これがまた素晴らしい。
彼は次のジョージベンソンになることだろう。
今日ののホステス、マルセラは心やさしい。皆を退屈させない様気づかう。おいしい食べ物をたくさん用意してくれた。夫はパソコンばかりしていて、にぎやかな音楽が始まって客が演奏始めたら、ベッドルームへ引きこもる。ブラジル人を妻にしたんだから、一緒にサンバ踊らなきゃ。