空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

子供のないおとなってマイノリティ

日本の友達の誕生日なので電話する。彼女は中1からの友達だ。親戚以外では一番長い付き合いである。彼女はあなたと同じ世代の人々は皆子供のことで悩んで大変だから、恵まれた環境だと思いなさいよという。ああ、どれほど子供がいたら大変か想像できる。でも独りで子供がいず外国でくよくよせずに生きるのは大変なのだ。4年もアメリカで独りで暮らした彼女ですら分からない。子供を持つと変わってしまうものなのだ。持たないおとなの人々はマイノリティで日本では差別され、除外され、次第に見下されて行くのだ。
でもだからといって卑屈になるまい。人にはそれぞれの人生があり、与えられた役割があるのだから。
森瑶子の本を沢山読んだが、彼女は謙虚な人なのでこの事は本に書かなかったが、お嬢さんの書かれた本の中で彼女が生前、子供をもつと言う事がおとなである条件のひとつだと娘に語ったそうだ。私は正反対の意見だ。
だいたい人は2種類にわけられると思う。
小さな事で幸せになれて、まわりを明るくする人と、些細な事から不幸の材料を見つけだし、自分のみならずまわりを巻き込んで不幸にするタイプだ。これは子供を持っていようがいまいが同じである。出来る事なら前者になりたいものだ。後者で母親なら子供は不幸だろう。そうじゃ無いかと思う人はきっちり避妊し、子供を持たない選択をして欲しい。
自分のすべき事言うべき事を正確に判断して実行し、逃げずに忍耐してかつ人生を楽しむ事が出来、人に喜ばれて生きれたら、子供の有無かかわらず立派な大人だと思う。

アンサンブルのレッスンで、私のプロジェクトの懐メロロックソングリストを見せたところ、先生のケンが突如アコギでスモークアンドウォーターを弾き始め「ヘビメタをアコースティックにアレンジし直して皆を驚かせようよ」と言い始める。
レコーディングのボーカリストが見つかる。このクラスのアマンダだ。ニューヨーク出身で音程がしっかりして、美しい声である。