空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ユーマス・アムハーストへ行く。

午前中Mきちゃんにピアノを教えて、ハラに頼まれて彼の友達フランチェスコを乗せてアムハーストへ。
フランチェスコは24歳のイタリア人のドラム奏者。アメリカに始めて来たと言う産地直送のローマッ子だ。ユーマス(マサチューセッツ州立大学)アムハーストにある音楽学部の先生に個人レッスンを受けるのだと言う。片道2時間。美しい紅葉の山の中を走った。「彼はあまり英語が話せないんだ」とハラが言っていたのだが、2時間フランチェスコはしゃべりっぱなしであった。おばあちゃんの手作りパスタがいかにおいしいか。パスタは手作り出なきゃ。ボストンのイタリア料理店はどこもまずい、ワインは南イタリーの方がおいしい、と食べ物の話をいっぱいするので空腹だったのが余計ひどくなる。おにぎりを作って来たので待っている間食べる。
アムハーストの町は若い人たちがいっぱいだ。活気があって良い町だ。すこしうろつく。
帰り道の2時間もフランチェスコはひとりでずっとしゃべりっぱなしだった。イタリーの歴史の話、マフィアの話、ユーロになってから経済が不安定になった話、ファミリーがいかに大切か、徴兵がいやだったのでその代わりに図書館で10ヶ月勤労奉仕をした話を聞かせてくれた。彼の英語は「R」を全部巻き舌にする上、独特のイントネーションなので、こっちの英語まで移りそうだった。ローマに住む日本人の友達に悪い言葉を使いたいし、もし女の子をほめる時はどういう言葉を使えばいいのか?と聞かれたので教えると、紙に書いて復唱。ついでにイタリア語ではどういうか、という講義までしてくれた。
くたくたになって帰宅。ジョンが来たので一緒に「月の輝く夜に」と日本の古い映画「巨人と玩具」を見る。