いつもより３０分早く音楽学校へ行く。アイラという歌の生徒さんの伴奏をするためだ。きれいなアイルランドの歌で、リサイタルで歌うと言う。「年いくつ？」というので言うとすごい驚いていた。
休憩なしで１０人にピアノを教える。これはきつい。だが楽しかった。
陽気のせいで２人（サムとゲイブリエル）の生徒がテキストをそっくり忘れて来た。「取り合えず、憶えている曲を弾いてご覧」と言うとさっさと弾いていた。よく練習していたので安心。
インド人の弟シウナクはすぐれた音感がある事を発見した。歌った音を弾けるのだ。彼はいつもニコニコしている。兄より読譜力があり追い抜きそうだ。兄シカーも賢い子だ。今インドからお祖父ちゃんとおばあちゃんが来ているの、と嬉しそうに言ってくれた。ここの家は大人はヒンディー語で、子どもは英語だ。両親が話している事は理解出来るけど、あまり話せない、とのこと。学校が英語だからどうしても仕方がない。
ミチェルは外で遊び疲れて、目がトロンとしていたが、弾きながら「眠い....」と言い始め、寝そうになっていた。暑いのにフリースを着て来たのでそれもあるのだ。子どもたちはかわいいし、面白い。
