４人にピアノを教えた。ルークは幼稚園児にして作曲をしてノートに書いて弾いてくれた。小さい字で「A=13」「B=8」などアルファベッドと数字がある。これは何？と聞いたら、自分が書いた音の数を全部数えたそうだ。すごい！彼は将来数学系の学者になるであろう。シールをはってあげる。
ペリーは高校生。ロックバンドをしている。オリジナルもやっているが、カバー曲も多いそうだ。今アメリカ人の高校生が「クール」だと思っているのはニルヴァーナ、グリーン・デー、ウルフマザーなど。一緒にユーチューブを見る。２００万人もヒットしていた。どこがいいんだか。
着ている服などあまり私の高校のときと変わらない。ロックミュージシャンというのは破壊的で奇抜でドラッグや麻薬漬けで、鬱憤を発散させている。「クールかどうか」ということが重要視される。少々不細工でもモテまくる。バークリーに沢山おった。
私が高校時代全盛期ではまっていた「クイーン」「レインボー」「エマーソン・レイク＆パーマ」など、今はじいさん達だが、今のロックミュージシャンよりもっと格好良かった。それらは今、「クラシックロック」というジャンルである。ああ私もクラシックと呼ばれる世代になってきたのか。
