空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

父、天に召される。

午前1時20分に電話が鳴った。心拍数の間隔があき始めたのですぐ来て下さい、とナース。いそいでかけつけると、お医者さんが呼吸の停止を確認した。心電図のモニターは一本線になっていた。
母はしばらく泣いた。私は安堵感でいっぱいだった。父がマラソンをもう続けなくてもいいからだ。天に召された父に、苦しみも痛みも悲しみもない。
中西牧師に電話。すぐ来て下さり、しばらくして葬儀社の人が遺体を引取りに来た。
当直の看護師やヘルパーに御礼を述べ、帰宅。座敷に布団を強いて、遺体を安置する。枕元にお花と聖書を置く。
その後葬儀社の人、牧師先生と前夜式、告別式の日程を打ち合わせる。前夜式は明日夜、告別式は月曜日の朝11時に金剛バプテストキリスト教会で行われる事になった。
その後両親の友達が来たので、留守番を頼み、喪服を買いに高島屋へ。ちょうどぴったりのを見つけたので買う。
帰宅後9人弔問客が訪れる。母は夫婦で洗礼を受けた話をみんなにしていた。
従弟一家が来た。子供2人は小学2年と4年。玄関ではしゃいでいたのだが、座敷で遺体を見たとたん急におとなしくなり、自分の親の後ろに隠れた。「夜中に起きたらどないするん?」恐いようであった。