有名すぎるロシアの文豪チェーホフの小説。
取り立てて有名でもないこの小説だが、人物描写が非常に面白かった。
地主はある手紙を受け取る。農民が飢餓で苦しんでいると言うもの。偏屈で妻とうまくいっていないこの男は慈善事業をしようと思うが、階下に住む歳若い妻が勝手にパーティーを開いて慈善事業始めてしまう。
家の中の様子、召使の様子、訪問するお医者さんの様子、うまくかけている。
気まぐれで人付き合いが苦手な主人公は、チェーホフ自身を表しているのだろうか?
- 作者: アントンチェーホフ
- 発売日: 2012/10/07
- メディア: Kindle版
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