ずいぶん気分が良くなったので全快とみなし、動き始める。3回病院へ往復。図書館で本を借り、イオンで新しいパジャマを買い、携帯ショップで質問をする。
母の病室は整形外科の病棟になったため、それなりの配慮がされていてありがたい。滑らないようにうまくできた食事用の傾斜板は見事だ。母の腰の骨折用の装具はうまくできていて、まるで戦国武将の鎧甲冑のようだ。ウエストも細くなるかもしれない、使い終わったら貸してねと言うと病室の他の患者たちが笑った。
母が車いすに乗れるようになるには来年まで待たないといけないようなので、自宅への外泊は難しい。だが来週には横になったまま入浴をさせてもらえるらしいし、今日はお願いしたところ、入院して初めて体を拭いてもらえ頭も洗ってもらった。
言わないと5日も体を拭いて貰えない、という事は日本の病院もアメリカ化してきたのか?
夜父の甥が妻と長女Rちゃんを連れて見舞いに来た。しばらく見ない間に大きくなっていたので、母は驚いた。大人の質問にジョークを交えて答えられるようになっている。成長したなあ!