空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

銃社会

アメリカに滞在しているときは銃を持っている人を見かけることはない。でも人々の会話や教室のチラシ等で改めて認識して驚くことがある。

 
  • 美しい日本庭園を作った日系人のMさん。2匹の鯉を買っていたが、残念なことにアオサギにやられてしまった。残念ねと言うと、「その鳥撃ったのさ」
 
  • ホストマザーの姉の家では、キツツキが煙突の中から内部に入って、柱を突き始めたそうだ。これは家を壊しかねない重大事だと言うので、そのキツツキを撃ったそうだ。
 
  • シアトル出身のCはボストンにいた時強盗に銃を頭に突きつけられた事があったよ、と笑いながら話してくれた。こういった経験のある人を3人(外国人)知っているが、いずれも相当落ち込んでいた。でもCは違った。それを跳ね蹴飛ばせる強さがアメリカ人にはある。
 
  •  ステイ先の19歳の息子は銃教室(210ドル)に行くように父親に説得されている。この国では習っておかないといけないみたいだ。息子は気乗りしないようで、銃教室のチラシはキッチンカウンターの上に置きっ放しだった。でも父親は子供たちが射撃場で銃を撃っている写真は日本人の私には見せたくないようだった。
 
私は北海道で運転しながら、珍しい鳥を車の窓から望遠レンズで撮ることがよくあったが、アメリカではしなかった。望遠レンズを銃と間違われて、撃たれるのが恐かったのだ。