昭和7年から 25年間、灯台守をしてきた夫婦を描く。夫婦は佐田啓二と高峰秀子が演じている。北は北海道から南は九州の果てまで、転勤を繰り返し厳しい気候や孤独や戦争と戦う。僻地に赴任しているので病人は病院に連れて行くまでに死んでしまったり、お産も産婆が来るまで間に合わなかったりする。娘は最後キリスト教会で結婚式を挙げ、外国へ船で旅立つ。お金をかけた映画だ。日本各地でのロケ地の海岸が美しく、テーマ曲も有名。
田中きよさんという灯台長夫人の手記「海を守る夫とともに」を元にしたストーリー。実話では子どもが10人。終戦時樺太の灯台守だったので引き揚げるまでの3年に子どもはロシア語が流暢になったそうだ。また出産に産婆が間に合わなかった時、同僚の妻が雑誌でやり方見て赤ちゃん取り上げたそうだ。
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シェーン(1953)
西部劇の中の西部劇。
シェーン役のアランラッドは、メチャ格好良かったが身長は168cmとアメリカ人にしては超小柄。50歳でオーバードースのため死去。
ビックリしたのはヨロメかけるお母さん役のジーンアーサー、撮影当時53歳だった。だとすれば「シェーン、カムバック」の子役の祖母と呼んでもおかしくない年齢。53歳の女のために殴り合う二人の男。西部にはそんなに女性が少なかったのか。
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