2016-02-22 ニャンコの日 辻村もと子(1906-1946)青空文庫で北海道の作家辻村もと子の「早春箋」を読んだ。北海道の開拓の家に嫁ぐ女性の本州の母親に宛てた手紙。もちろん創作であろう。上品でみずみずしい。この作家は岩見沢で生まれ結婚して東京に行ったが、 12年後に離婚。家を出る際村岡花子に助けてもらった。自由になって自立し、精力的に書いて、「馬追原野」で樋口一葉賞を貰ったが40歳で早世。読んでみたいが売っていない。