パールバック作「大地」の映画。
アカデミー賞を取っただけに、見応えのある、すごい映画だった。
舞台は中華革命の頃の中国。
迫りくる群衆に飲み込まれる主人公の妻演じるルイーゼライナー。
押し寄せるイナゴを退治するため、村人で畑を焼いて戦う。
主人公演じるポールムニの演技も素晴らしい。
最後まで息つく間もなく見入ってしまう演技だった。
がしかし。
なんや、アレは?
主人公二人は白人(ユダヤ系アメリカ人)。
アイメイクを吊り目に描いている。
ちょっと許し難い。
中国人だけでなく、アジア系はみんな怒ると思う。
日本人がチェーホフを舞台で演じるのと同じだと思えばいいかもしれないが、映画はいけない。