父の大学時代の友人にヘルシンキオリンピックの選手団のメンバーだった人がいる。
今もご存命で91歳。
Googleしたら、検索に写真が出て来て、高齢者施設のホームページで「うちの施設にオリンピアンがおられます。」と紹介されていた。
また父の大学のホームページでも紹介され、いまだに誇りにしているようだ。
父は、彼からよく余ったスポーツ試合のチケットをもらって行っていた。コネがあったようだ。
次に、私が大学の頃、水泳の講師をしていた先生が、ヘルシンキオリンピック選手団のメンバーだった。
プロペラ機の狭い座席で、何度も給油しながら24時間かけて行った話をしてくれた。
また海岸の岩場は危険だから泳ぐな、オリンピック選手の私でも溺れかけた、と教訓を残してくれた。
彼女が背泳のテストで沈みかけている私を、つきっきりで励ましてくれたのを思い出す。
オリンピック選手団は生涯友人からも後輩からも尊敬され、セレブでなくても特別な存在になるのだ。